自然共生サイト(仮稱)の仕組みの試行について
環境省は、來年度から、自然共生サイト(仮稱)の正式な認定を開始する予定です。
それに先立って、今年度は、自然共生サイト(仮稱)の審査プロセスの試行?検証その他課題検討のための事業を行います。
その試行?検証に當たり、「30by30アライアンス」參加者のうち、別添の企業等から、情報提供等の御協力をいただきます。
「自然共生サイト(仮稱)」の仕組みの試行について
環境省は、民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている區域を「自然共生サイト(仮稱)」として認定する仕組みを検討しており、來年度(令和5年度)から正式に認定を開始する予定です。
令和3年度までに、認定基準(案)や認定プロセスなど、認定の仕組みについて検討を進めてきたことを踏まえ、環境省では、今年度(令和4年度)、審査プロセスの試行?検証その他課題検討のための事業を実施します。來年度(令和5年度)からの正式認定を遅滯なく開始するためにも、今年度早々に審査プロセスの試行?検証を始めることが重要であり、將來的に認定を目指す「生物多様性のための30by30アライアンス」參加者に協力を願ったところ、別添の企業等から、管理するサイト情報を検討事例として提供いただく旨表明いただきました。
審査プロセスの試行?検証は、前期、後期の2回に分けて行う予定です。前期は、今回協力表明いただいた23サイトを事例に、申請書の記載、事務局の予備審査、有識者による審査委員會の開催といった正式運用を意識した審査プロセスを試行?検証する予定です。
環境省は、後期に向けて、今後も「生物多様性のための30by30アライアンス」參加者の協力をいただきながら、仕組みを試行?検証し検討を進めて參ります。
前期試行期間:5月~8月(予定)
後期試行期間:9月~12月(予定)
その他、申請區域や管理者の考え方など認定に向けた課題の整理?分析や、認定基準を満たすための改善策を有識者の助言も踏まえながら行う予定です。當該事業の結果は、申請ガイドラインとしてまとめ、當該ガイドラインを參照することで、企業や地域等からの申請をしやすくすることを目的とします。
環境省は、令和4年度に開催するOECM検討會で、これらの事業の実施狀況の概要を説明するとともに、認定する仕組みの検討に役立てていきます。
令和4年度OECM検討會の開催予定:令和4年8月、12月、令和5年3月(現時點での予定のため、変更の可能性があります。それぞれ日時が確定し次第、開催案內する予定です。)
添付資料
連絡先
環境省自然環境局自然環境計畫課
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8274
- 課長堀上 勝(內線 6430)
- 調整官羽井佐幸宏(內線 6435)
- 課長補佐小林 誠(內線 7418)
- 係長橋口 峻也(內線 6439)